私の中に見つけられたから
今日の帰り道、雨が少し降ってきた。
酷暑が続いた数日間。
本当に久しぶりの雨だった。
ふいに5才の長男が、
「わあ、優しい雨だねー」と言った。
それ、とっても素敵な表現だね。
ママ、大好きだなあ。
と言うと、はにかんで笑っていた。
そういう、日常の中の感動を、分かち合えること。
かけがえのない喜び。
日常の喜びと言えば、もうひとつあった。
今日、妊婦の私に、
職場でいつも
「産むときは大変やけど、ええ子を産んでな。」
と声をかけてくれる利用者さんが、
「ふじたさんのこと、妹みたいに思ってるんよ。」
と、初めて教えてくれた。
そんな風に思ってくれているなんて、
すごく嬉しかった。だからあなたの声かけで、
私はすごく元気をもらえてるんですね。
それをそのまま伝えた。
すると、向こうも微笑んでくれた。
いつも何度でも、という歌に、こんな1節がある。
♪海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしの中に 見つけられたから♪
これは「遠くへ行くな」ということではないよね。
遠くへ行くにも近くへ行くにもここに留まるにも、
何を見つけ、何を見逃すのか。
それらは全て、
「わたし」から始まるのだ、ということだろう。
今日の雷雲。濃淡や位置関係を思う。
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